グローバルなMHMの動きや他国でのローカルな月経対処および月経教育の実践についての知見を基盤として、日本における包括的な月経教育の在り方を検討する研究を行っています。
新たに2022年度から始まった科研「現代日本の文脈に即した月経に関する教育の在り方の検討」では、毎月、オンラインでのミーティングを約1年にわたり重ねてきました。最初の頃は議事を決めず、メンバーが月経研究にかんして抱いた率直な疑問や、調べてみた文献のこと、その時々の発見や体験の共有をきっかけに、緩やかに意見交換する時間を大事に設けてきました。「月経教育」というテーマへの距離感が、6人のメンバー間でも大きく異なる中、まずは、お互いの立ち位置を確認しながら一緒に出来ることを少しずつ紡いでいくような時間でした。
今、この1年間を振り返ってみて、こういった時間の持ち方がとても有意義だったと実感します。今年度からは、各自の調査実施以外にも、チームで試行的な教育実践など、少しずつアウトプットも始めていく予定です!
「なぜかこの場にアクセスすると研究意欲がわくんです。・・・課題はそれをいかに持続させるか・・・」
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