研究成果と出版物
研究メンバーによる月経x人類学に関連する研究成果の紹介です。
書籍
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「月経小屋の消滅と高床式家屋の出現─パプアニューギニア・アベラム社会の性と家族」(新本万里子)
学会誌等
『保健の科学』62巻11月号(2020年)
『国際開発研究』28 巻 2 号(2019 年)
特集を組ませていただきました!
特集:月経衛生対処(MHM)の開発支援の波と「現場」における月経対処
『文化人類学』83 巻 1 号(2018年)
『東洋大学大学院紀要. 国際地域学研究科』53巻 (2016年)
学会発表・研究会等での口頭発表
日本文化人類学会 第56回研究大会(@明治大学駿河台キャンパス)
- 分科会A「グローバル化時代の月経教育とジェンダー」(2022年6月4日)
コメンテーター:菅野美佐子
- 新本万里子:「趣旨説明」
- 丹羽典生:「太平洋島嶼部における月経への対処―民族誌的資料の分析に基づく試論」
- 新本万里子:「パプアニューギニアにおける月経教育とジェンダー —焼畑農耕民アベラムを対象とした調査から」
- 小國和子:「南スラウェシ農村部における月経衛生対処 —公立中学校での教育と支援の事例を中心に」
- 佐藤峰:「「性教育がない国」でのMHM(月経衛生対処)支援のかたちを探る —ニカラグア共和国北カリブ地域を事例に」
- 諸昭喜:「韓国女性の月経権をめぐる動きとジェンダー問題」
- 個人報告(2022年6月5日)
- 杉田映理:「生理の貧困」対策かジェンダー平等化か —日本における生理用品トイレ内無償提供のアクション・リサーチから考える」
国立民族学博物館共同研究会(R4第1回)(2022年4月23日@オンライン)
- 佐藤峰:「ラテンアメリカでの月経対処支援の形を考える —思春期リプロダクティブ教育との関連において—」
- 鈴木幸子氏(埼玉県立大学):「日本の月経教育と中学生の月経対処」
国立民族学博物館共同研究会(R3第5回)(2022年2月23日@オンライン)
- 諸昭喜:「韓国女性の月経権をめぐる動きとジェンダー問題」
- 村上薫:「トルコにおける月経観と更年期の語り方」
地球研・サニテーションプロジェクト「第4回 女性のサニテーション研究会」(2022年1月26日@総合地球環境学研究所・オンラインのハイブリット開催)
コーディネーター:林耕次
- はじめに 山内太郎氏(総合地球環境学研究所、北海道大学)
- 新本万里子:「パプアニューギニア焼畑農耕民アベラムの月経対処と開発支援のかたち」
- 四方篝氏(京都大学):「個人の課題を社会の課題に:熱帯林女性フィールドワーカーの月経事情」
国立民族学博物館共同研究会(R3第4回)(2021年12月11日@オンライン)
- 菅野美佐子:「月経対処への政府/非政府組織の取り組み」
- 浅村里紗氏(公益財団法人ジョイセフ):「ミャンマー国エヤワディ地域の公立学校における月経教育の効果の考察」
国立民族学博物館共同研究会(R3第3回)(2021年10月23日@オンライン)
- 新本万里子:「月経をめぐる教育と知識――パプアニューギニア・アベラムの事例から」
- 丹羽典生:「オセアニアにおける生理への対処に関する民族誌的試論」
国立民族学博物館共同研究会(R3第2回)(2021年8月11日@オンライン)
- 椎野若菜:「アフリカの男女学生の性・生理の知識――ケニア・ウガンダでの調査から」
- 岡田千あき:「月経・スポーツ・開発をめぐる四方山話」
国立民族学博物館共同研究会(R3第1回)(2021年6月5日@オンライン)
総合地球環境学研究所 サニテーションプロジェクト との共催
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林耕次:「月経をめぐる文化と文明:アフリカ熱帯のサニテーション事情を中心に」
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松尾瑞穂:「月経の禁忌の語り方――女人禁制や隔離はどう説明されるのか」
国立民族学博物館共同研究会(R2第2回)(2021年2月23日@オンライン)
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杉田映理:「生理ブーム?――月経をめぐる世界各地の新たな動きと開発支援」
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波平恵美子:「月経におけるケガレ観(不浄性についての観念)と女性の生殖機能についての観念」
国立民族学博物館共同研究会(R2第1回)(2020年11月21日 @オンライン)
研究課題:月経をめぐる国際開発の影響の比較研究―ジェンダー及び医療化の視点から
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新本万里子:共同研究会の趣旨説明
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共同研究会メンバー全員:自己紹介・共同研究に関する各自の関心の共有
国際協力機構(JICA)内部勉強会「月経と開発(月経衛生対処)」(2020年9月11日@オンライン)
コーディネーター:横田千映子様(JICA ガバナンス・平和構築部 ジェンダー平等・貧困削減推進室)
- 総論
- 杉田映理:「開発と月経:月経衛生対処(MHM)の潮流」
- 事例発表:3か国
- 小國和子:「 インドネシア農村部の女子中学生にみる月経対処の実態―南スラウェシ中山間地域の事例を中心に― 」
- 松尾瑞穂・菅野美佐子:「インドにおける月経と就学の事例」
- 椎野若菜:「東アフリカにおける 月経観と 月経にかんする 教育事情 :ケニア・ウガンダの事例から」
- JICAの取り組みの共有
- 意見交換
総合地球環境学研究所 サニテーションプロジェクト との共催
コーディネーター:林 耕次 先生
- 山内太郎先生:「女性のサニテーション研究の意義について」
- 佐藤寿実様(北海道大学大学院保健科学院 院生):「インドネシアの都市スラムにおける女性の月経および生理用品 の使用・処理の実態 」
- 小國和子:「インドネシア農村部の女子中学生にみる月経対処の実態 ー南スラウェシ中山間地域の事例を中心にー」
国際開発学会・人間の安全保障学会 合同研究大会 (2019年11月17日@東京大学駒場キャンパス)
- 企画セッション:月経衛生対処 (MHM)の開発支援の波と「現場」における月経対処
- 杉田映理:企画趣旨説明+「月経衛生対処(MHM)の開発支援の波と『現場』における月経対処」
- 秋保さやか:「カンボジア農村における月経をめぐる実践はいかに変容しているか―クメール女性のライフコースに着目して」
- 菅野美佐子:「北インド農村におけるケガレと月経処理をめぐる実践と課題-女子就学との関わりから」
- 小國和子:「インドネシアの女子中学生にみる月経対処/管理の実態と「正しい知識」―学校教育とイスラーム規範に着目して」
- 佐藤峰:「ティーンの月経をめぐる大きな文脈と小さなやりくり ―「もうひとつのニカラグア」での月経衛生調査を通じて」
- コメンテーター:佐藤寛先生(アジア経済研究所)、田中由美子先生(城西国際大学)
- 個人報告:セッション「女性」
- 新本万里子:「パプアニューギニアにおける月経衛生対処に関わる教育 と女子生徒たちの実践 ―月経のケガレと羞恥心をめぐって―」
国際開発学会・人間の安全保障学会 合同研究大会(2019年11月)
総合地球環境学研究所 サニテーションプロジェクト
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杉田映理: 「月経をめぐる国際開発の動向」
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菅野美佐子: 「月経からみるサニテーション ーインド農村を事例にー」
日本文化人類学会 第53回研究大会 (2019年6月2日@東北大学)
分科会 グローバル化時代に月経はどう観られるのか ―ケガレ・禁忌・羞恥心
Society of Applied Anthropology 79th Annual Meeting (2019年3月22日@Portland, Oregon, USA)
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Sato, Mine: "Nation and Body: Influences of larger contexts on daily menstrual hygiene management (MHM)
practices of Indigenous Miskitu girls in, Waspam, Nicaragua"
大阪大学大学院未来共創センター 第21回 人間科学セミナー(2019年3月22日@大阪大学)
白山人類学研究会 2015年度第3回研究会 (2017年7月13日@東洋大学)
日本文化人類学会 第49回研究大会 (2015年5月30日@大阪国際交流センター)
日本文化人類学会 第47回研究大会 (2013年6月8日@慶應義塾大学)